②社会人サッカー選手としてするべきこと
前回の
の続きです。
社会人サッカー選手には何があるのか。何を得ることができるのかについて書かせてもらいました。
読んでない方のために結論だけ言うと、社会人サッカー選手は
「サッカーを続ける意義を考えるきっかけ」
が多くあるという内容でした。
今回は、ではなぜこのきっかけがプロにはないのか。そして僕の「サッカーを続ける意義」と、感じたことをもとにどのような行動が取れるのかについて書いていこうと思います。
前回に引き続き、繰り返しになりますが、これは僕が勝手に感じていることなので、僕の簡単なメモくらいに捉えてもらえれば幸いです。
「プロサッカー選手」という肩書きは非常に魅力的です。
サッカーをすることで生計を立てることができる、夢のような職業です。
しかし、この肩書きに邪魔をされ、下部リーグでもがきながらプレーする僕たちのような「サッカーを続ける意義」は必要ありません。
意義=仕事だから。という直結する理由があるからだと思います。
なので、自分のパフォーマンスを上げるための生活を日々過ごし、練習でアピールして、そして試合で結果を出す。
このサイクルを1シーズンを通して続けることが仕事としてのマストになります。
このサイクルが周りから「求められていること」でしょう。
要するにプロサッカー選手は、職業柄「サッカーを続けるきっかけを考える」ことをしなくてもいいのです。
仕事だから。
それが社会人サッカー選手との大きな差だと思っています。
日々色々ともがきながらサッカーをしている人との差です。
社会人サッカー選手を辞めて、就職した方が楽(多分)だからです。
どちらがいいかは人次第ですが。
まぁ僕がどちらがいいと問われたら絶対に「プロがいい」と答えますけど。
ただ、この数年の間についた考え方の差は、サッカーをやめた瞬間から、露骨に顕となる人間としての価値の差になってしまう、という現実的な問題を抱えているとは思っています。
実際に「サッカーしかしてこなかったから」なんてフレーズは嫌になるほど聞いてきました。
なので今は「スポーツ選手のセカンドキャリア」というフレーズがSNSやメディアで飛び交うようになったとも思っています。
この差を理解した上で行動しない社会人選手、逆にこの差を理解しているからプロでも動いている人もいますし、全員がこうである、という内容ではありません。
では、今現在「僕が」培うことができる、地域でプレーする社会人サッカー選手として「サッカーを続ける意義」を考えたとき、何を思って続けているのかの話をしたいと思います。
ここからはより個人的な話になります。
この「サッカーを続ける意義」というのは元々考えていたことですが、最近は年齢もあり、より考えるきっかけが増えました。
一番のきっかけは今年からFC.AWJ のフロントをされている三上さんが定期開催されている “AWJ University”の1回目の授業でこのテーマについて触れたことです。
この内容はどこまで口外していいのかが曖昧なので、詳しくは触れませんが、「サッカーをなんでまだしているの?」という問いにパッと答えが見つからなかった自分に対して「やばいな」と思ってしまいました。
今までは「プロになりたいから」という純粋な回答をしていました。
この解答を「していた」ではなく、この解答しか「できなかった」が正解かもしれません。
そしてそこからまた一つ掘り下げた「なんでプロになりたいの?」には言葉を詰まらせる日々でした。
ずっとやっているから?
お金が欲しいから?
有名になりたいから?
全然ピンときません。
そんなきっかけがあり、日頃からサッカーを続ける意義を考えるようになります。
常に頭の隅っこにあり、正直ちょっと苦痛でした。(笑)
ハッキリとした答えがないまま生活を続けて、ある日、とあることがきっかけでフロントの三上さんと食事をする機会がありました。
三上さんは筑波大学の先輩で、すごい人っていうのは一方的に知っていたので結構気合い入れていきました(笑)
そこで僕の「なぜサッカーを続けるのか」「なぜプロサッカー選手になりたいのか」への答えが見つかります。
答えは思っていたより近く、ずっとわかっていたのに思いつかなかったという印象でした。
そこにあるのに掴めない感覚の答えでした。
答えは、
「家族に喜んでもらうため」
でした。
なんか、浅いですね。(笑)
もっと詳しく書きたいですが、思ったより長いのでまたの機会にします。
すみません。
続きます。
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